大阪・山中渓にて大好評開催中の「第2回 レトロゲーム博物館計画 資料展示会」に行ってきました!


今回もめっちゃ楽しかったです!

というわけで以前にも、開催直前にお伺いしてきた件をレポートした
大阪・阪南市の山中渓の廃校にて、8月1日(火)から開催中の
第2回「レトロゲーム博物館計画 資料展示会」

今回あらためて展示会場にお伺いしてきたので、
お写真でレポートさせていただきます!


会場は、JR山中渓駅から徒歩5分くらいの旧朝日小学校 山中分校。
廃校になった学校をお借りして開催されているとのことです。
この懐かしい雰囲気の場所で開催されているのもとても良かったですね…!


看板のイラストもかわいい!



会場には、あらゆるゲームハードやゲーム機がいっぱい!
なんと、このショーケースや棚などはすべて手作りとのこと。
この会場の大きさに合わせたサイズのものを制作されたものだそうです。すごい…!

展示については、ぜひ会場で実物をじっくり見ていただきたいのですが
いくつかステキだったところなどをピックアップしてご紹介させていただきます!


古くて貴重なゲーム機がこんな感じで年代順に並んでいたり…


海外の珍しいゲームハードもいっぱい!


電子ゲームがぎっしりだったり…


ちょっぴりイリーガルなものも?!


この当時の復活の呪文メモの実物の展示とかもめっちゃ良かったです!
私もよくこんな紙切れに適当に書いてすぐなくして騒いだりしましたね…


コントローラーふれあいコーナーもすばらしい!


くつ箱かロッカーかなにかだったところが、ゲーム機で埋まっているのもときめく!


ショーケースの上にさりげなく乗ってた昔の大阪日本橋マップも激アツでした!


また、日本レトロゲーム協会様の過去の活動なども楽しくまとめられています。
コロナ禍のとき、お子さんのいらっしゃる家庭にスーパーファミコンを
プレゼントされた活動なども話題になりましたね…!


そして今回イチオシなコーナーは、FM音源聴き比べシステムとのこと!
右が通常、左がFMサウンドユニット付きのセガマーク3。
真ん中のダイヤルを回すと音源が切り替わり、
「音の違い」を聴き比べることができる!という体験ができます。
これはぜひ現地で聴いてほしい!


さらに、実際に遊べるゲームなどもいくつか用意されていました!


左はステレオグラムという昭和のおもちゃ。
写真をセットしてレバーで位置を調整すると立体的に見えるというアイテムです。
立体視のしくみはこんな頃からあったんですね…という学びと
横にバーチャルボーイがあるのも素敵でした!


FLの電子ゲームが遊べるのもうれしい!
このキレイでときめく画面と響き渡る独特な音、最高です!


会場にはもうひとつ試遊コーナーも。
カセットビジョンの与作やMSXがあるのもアツいのですが…


真ん中にある、個人の方が趣味で制作されたという
この「ICE COLD Beer」のミニ筐体がすごかった
ボタンで棒を動かし、ボールをコントロールしながら光っている穴に入れていくという
エレメカのようなものですが、難しくて超おもしろかったです…!


あともうひとつ、この展示でめっちゃいいなと思ったのは
こんな感じで、みんなでふせんに感想やイラストなどを書いて自由に貼れちゃうところ!
遊び心ある楽しいアイデアだと思いました!


私もいくつか感想とか絵とかE.T.とかいろいろ書いてきました!


こんな感じで、いろんな方のひとことコメントを見ることができるのも楽しい!


ここではなぜかイラストを描く流れになっていたので参加しておきました


あと会場のいろんなところに掲示されているものとかも興味深いものばかり!
こちらはファミコンのネタ!!のオロチさんによる、
ファミカセの裏に貼られたシールの紹介コーナー!見ごたえありました!


いろんなところにおもちゃ屋さんのなつかしいチラシが貼ってあったのも好き!


ATARIのチラシもすごく良いですね…


ねこちゃんが倉庫に入り込んだお話みたいな、
ちょっとしたこぼれ話もたのしい!
このへんもぜひ現地でいろいろ見てください!


楽しんだあとは、しっかりとアンケートも。
こちらのコーナーでは、オニオンソフト様による動画
前回、2017年に開催された展示会の様子を観つつ、
ゆったりと感想やゲームのお話などを書けます。私もしっかり書いてきました〜!


会場では動画の撮影は禁止ですが、写真撮影は個人で楽しむ範囲のみOKとのこと。
SNSなどに投稿される場合のハッシュタグは「#ジャルガ展示会2023」。
会場に行った方は、ぜひいろいろ発信しましょう!

理事長の石井さんによると、今回の展示会では
約25年続けられてきたゲーム専門リサイクル業を通じて
見つけたものや感じたものなどを、皆さんにたくさんお見せしたいとのことでした。


そんなに昔から活動されていたんですね、というお話をしつつ
見せてくださったのがこちら。シャープに問い合わせて新品コントローラーを
購入されたときの当時の領収書の日付けは、2001年!


ゲームの部品やパーツの仕入れも、2000年前後くらいから苦労されたそうです。
この頃から長きに渡った活動を感じることのできる、素晴らしい展示会でした!
理事長の石井さん、ありがとうございました!


前回の記事でもご紹介しましたが、今回の展示会は
日本レトロゲーム協会様による、ゲーム史博物館を実現させるための第一歩。
大阪万博の開催期間にあわせ、日本のゲーム文化を紹介・体験できる博物館を
実験的に作り、国内外の皆さんに紹介したい、というプロジェクトを
まずはここでいったん形にされたとのことです。これは応援していきたいですね!


というわけで今回ご紹介したこちらの
第2回「レトロゲーム博物館計画 資料展示会」
関西にお住まいの方や、夏休みで関西の方に来られる予定のある方は、
ぜひ足を運んでみてくださいね!
大阪市内からだとJRで1時間くらいで行けます!ぜひ!


また、8月3、16、17、23、24日は
「おじゃま館」創始者の藤田寿志氏が館長となり
展示会をご案内をされる予定もあるとのことです。
行かれる方はこちらの日程もぜひチェックしてみてくださいね!

■展示会開催概要
 名称:第2回レトロゲーム博物館計画 資料展示会
 期間:2023年8月1日〜8月31日
 時間:11:00〜18:00
 入場料:無料
 場所:阪南市立朝日小学校山中分校(大阪府阪南市山中渓191
 後援:大阪府阪南市(共創パートナー)

▼関連リンク
第2回「レトロゲーム博物館計画のための資料展示会」を開催|PressWalker


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