これは楽しそう!
というわけで今回ご紹介するのは、渋谷を舞台に毎年開催される
世界最大規模のピクセルアートの祭典、シブヤピクセルアート!
今年は、9月に開催される世界最大級のゲームの展示会「Tokyo Game Show 2024」に
合わせ、2024年9月21日(土)〜9月29日(日)の9日間に渋谷・原宿周辺の7会場に、
全10本のプログラムを用意し、総勢100名以上のピクセルアーティストと
ライブパフォーマーが参加し、アート展やフェア、トークショーや音楽ライブを
展開されるとのこと。
今年は、ゲーム、アート、ミュージックのクロスカルチュアルなプログラムで、
さまざまな角度からピクセルアートの魅力を堪能できる!
見どころ① プレイするように鑑賞する!?「ゲーム×アート」
コンテンポラリーアートとビデオゲームの中間地点に位置付けられる「ゲームアート」。今年のシブヤピクセルアートでは、機能的な制約のあった1970年〜80年代の家庭用ゲーム機を媒体として作品を制作するアーティストを紹介。ビデオゲームの操作性や双方向性、空間認知体験を通じて、その背後にある意味やゲーム表現の新たな可能性を提示していきます。
今回のメインビジュアルにも採用され、sequence MIYASHITA PARKでも大々的に展開されるニューヨーク在住のピクセルアーティストShinji Murakamiによる「Floralroids」というゲーム作品は、1981年に「ATARI2600」という家庭用ゲーム機から発売され、迫り来る小惑星を戦闘機が撃ち落とす大人気シューティングゲーム「Asteroid」をオマージュした作品。原作の戦闘機がジョウロに、小惑星がお花に変換されており、誰もが微笑ましくプレイできるゲームに書き換えられ、店内に設置されたゲーム作品を通じて「平和とは一体何か」を問いかけます。
また、9月14日(土)よりShibuya Sakura Stage(re-search)にて会期に先駆けてスタートする、森洋史、奥田栄希、増田敏也による3人展『悪戯な、バグ展』では、本来であれば排除されるべき「バグ」を作品の本質的な要素として取り入れ、美術史、ひいては私たちの常識に「イタズラ」をしかける3人の作品が一同に会します。中でも、奥田栄希の作品は、ファミコン実機で動作するインタラクティブなゲーム作品で、ゲームが成立するための構造やルールを排除することで、ゲーム表現の新たな可能性を模索しています。
見どころ② 新しさと懐かしさが入り混じる!?「ゲーム×ミュージック」
9月27日(金)19:00から開催される「音電ミュージックナイト3.0」では、コンピュータやゲーム黎明期の音楽にインスピレーションを受け、現代の感性とともに表現するDJやV Jによるライブパフォーマンスをお楽しみいただけます。ライブは、渋谷公園通り沿いに位置するエンタテインメントスペース「nagomix渋谷」で直接体感できるほか、配信サイトZAIKOでもLIVE配信される予定となっております。
ArtSticker(会場チケット)
https://artsticker.app/events/43991
ZAIKO(配信チケット)
https://shibuyapixelart.zaiko.io/item/366702
さらに、9月21日(土)の13時からシブヤピクセルアートのオープニングイベントが東急プラザ表参道「オモカド」5F (LOCUL)にて開催されます。「音電ミュージックナイト3.0」にも登場する一部のライブパフォーマーが参加し、世代を超えて愛されるゲーム音楽を無料でお楽しみいただけます。
見どころ③ 世界中から届き、渋谷から世界に届ける!?「都市×アート」
今年、2年ぶりに開催された「ピクセルアートコンテスト」では、「花」をテーマに世界中から500点以上の作品が集まりました。シブヤピクセルアートの会期中、一次審査を通過した受賞ノミネート作品およそ50点が、渋谷・原宿周辺100箇所に設置されたモバイルバッテリーのシェアリングサービス「ChargeSPOT®」のデジタルサイネージやShibuya Sakura Stage(404 Not Found/404 Park)の巨大LEDスクリーンなどに展開されます。世界中から集まった選りすぐりの「 BIT FLOWERS〜渋谷に咲く花〜」を公共空間に解き放ちます。
見どころ④ ピクセルアーティストが憧れの職業!?「アート×ゲーム」
9月27日(金)18:00からは、現役のインディーゲームクリエイターで、文化庁メディア芸術祭のエンターテイメント部門に選出された『アンリアルライフ』の開発者であるhako生活を講師として招聘した教育プログラム「ピクセルアートの学校 第4ステージ」がShibuya Sakura Stage(404 Not Found/404 Park)にて開催されます。個人や少人数でゲーム開発を行う際の渡り歩き方を「インディーゲーム制作で広がる世界 〜ゲーム制作の入口から出口まで〜」というテーマでお話しいただきます。
さらに、9月29日(日)11:00から同会場にて、今年の「ピクセルアートコンテスト」の特別審査員によるトークセッションも行われます。今年も審査員として参加された『ファイナル・ファンタジー』シリーズのアートディレクションを担当し「ドット絵の匠」として広く知られる渋谷員子や『MOTHER3』のアートディレクターとしてキャラクターや背景のデザインに携わり現在もゲーム制作やキャラクターデザインで活躍する今川伸浩、Ayase氏の『シネマ』のMV制作や『ラブライブ!スーパースター!!』とのコラボなど人気急上昇のピクセルアーティストななみ雪のそれぞれの視点から、『クリエイターの未来』について語ります。
他にも、「笑いで”笑顔の花”を咲かせる」をテーマに総勢13名のピクセルアーティストが参加し、多様なアーティストによる笑いを誘うピクセルアート×エンターテイメント作品を展示・販売する『オモろいカドには、福来る!』展や、昨年も大盛況に終わった1Dayコミュニティイベント『ドットトレカ展2』など、今年もさまざまな角度からピクセルアートの魅力を堪能できる内容となっています。
『SHIBUYA PIXEL ART 2024 〜BIT VALLEY, BIT FLOWERS〜』開催概要
■開催場所:Shibuya Sakura Stage(404 Not Found/404 Park、re-search)、SHIBUYA SACS、
sequence MIYASHITA PARK、all day place shibuya、東急プラザ表参道「オモカド」(LOCUL)、nagomix 渋谷(全7会場)
■開催期間:2024年9月21日(土)〜2024年9月29日(日) ※会期は各会場で異なります。
■参加アーティスト: Shinji Murakami、JooJaebum feat. 北山雅和、森洋史、奥田栄希、増田敏也、hako生活、BAN8KU、服部グラフィクス、くつわ、zerotaro、ヤマ、ta2nb、Nekobraver、こぐみ、だいこんの群れ、ギークガールぴょん、961、5bai、asaha、Chaon、Harh(ハル)、HUGE、kabutoya kroim(クロイム) 、medium、mol、morley、Muscat、nebo、so_so、td、あひるひつじ、アルタ、あん。、インターネットエデン、えきまく、おゆざき、かなしの、ガラムマサラ、カンガルー金剛力士、クラカリ、ヶ゚、こいし、こはと、さめじま にっか、さんかく、シブチャ、すらいむ。、たかはし、たきまコウ、たまじお、ちきんはーと、つき、ななみ雪、にゅーらいす、ぬあー、ぬるい、ホテルニュー帝國、ぼらぞん、 ホロウサ🍣(Horousamatolune)、ほわいとわいと、モケモ、ユキ、ヨッシガン、ローグウィズデッド、一ノ瀬、未矢、海野芽里衣、宮鳥オイル | miyatoriOIL、玉ねぎ修字、空論/秒、狐瓜和花。、佐東おやすみ、柴色|しばいろ、小林 光、須賀かくも、水眠、星野アルミ、打出/でんでん、大魔王ロマ子、拓生、中里、不慮、凉木コウ、みずかき、かげんおゆひ、thamurian、ゆとり、ぽちらにあん、みら14号、キュアもと、■ヒサシ■、うをのぞき、Kayoluha、メグミルヒ〈ライブパフォーマー〉ヒゲドライバー、TORIENA、Mr. Asyu、ファミリーコンティニュー、SEXY-SYNTHESIZER、na<1ms、Rei8bit、もちうめ、さんかく、m7kenji、hermippe、Rui8bit、他(順不同)
■主催 シブヤピクセルアート実行委員会
■協賛:株式会社アカツキゲームス、株式会社アニプレックス、株式会社INFORICH、東急株式会社、dotpict、三井不動産株式会社、wacom
■特別協力:一般社団法人 渋谷あそびば制作委員会、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社、株式会社リアルゲイト
■施設協力:Shibuya Sakura Stage(404 Not Found/404 Park、re-search)、SHIBUYA SACS、sequence MIYASHITA PARK、all day place shibuya&Mikkeller Kiosk/Bar、東急プラザ表参道「オモカド」(LOCUL)、nagomix 渋谷(全7箇所)
■メディア協力:タイムアウト東京、Tokyo Otaku Mode
■運営協力:一般社団法人渋谷あそびば制作委員会、arc、宝塚大学、TOKYO LOGIC
■後援:一般財団法人 渋谷区観光協会、一般社団法人 渋谷未来デザイン、渋谷区(順不同)
※会期・参加アーティスト・開催内容は各会場で異なり、予告なく変更される場合がございますので、予めご了承ください。
渋谷・原宿各所に展開される個性豊かなピクセルアートを見逃すな!
〈1〉Pixel Art Contest 2024 受賞ノミネート展示 | Shibuya Sakura Stage(404 Not Found/404 Park)
住所:〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町1-4 Shibuya Sakura Stage SHIBUYA SIDE 4F
会期:9月28日(土)-9月29日(日) | 時間:10:00-21:00 ※29日(日)は授賞式のため11:00まで
今年6月1日から7月31日まで#shibuyapixelart2024で募集された『Pixel Art Contest 2024』の受賞ノミネート展示。今年は「花」をテーマに、世界中から集まったピクセルアート作品の中から1次審査を通過した作品(約50点)を公開。
〈2〉Pixel Art Contest 2024 受賞ノミネート展示 |渋谷・原宿駅周辺100箇所の「ChargeSPOT®」
住所:詳しくは、シブヤピクセルアート公式サイトまたはSNSをご確認ください。
会期:9月21日(土)-9月29日(日) | 時間:設置先により異なります。
渋谷駅〜原宿駅周辺に設置される約100台のモバイルバッテーのシェアリングサービス「ChargeSPOT®」のデジタルサイネージに#shibuyapixelart2024で募集された『Pixel Art Contest 2024』の受賞ノミネート掲出!※ChargeSPOT®は、株式会社INFORICHの商標または登録商標です。
〈3〉Pixel Art Contest 2024 授賞式&トークセッション | Shibuya Sakura Stage(404 Not Found/404 Park)
住所:〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町1-4 Shibuya Sakura Stage SHIBUYA SIDE 4F
会期:9月29日(日)
時間:11:00-12:00 トークショー | 12:30-14:00 授賞式 | 14:00-15:30 レセプションパーティ
今年で7回目となる『Pixel Art Contest 2024』の授賞式。授賞式の前には、特別審査員が『クリエイターの未来』について語るトークセッションを開催。
〈4〉ピクセルアートの学校 第4ステージ 『インディーゲーム制作で広がる世界〜ゲーム制作の入口から出口まで〜』 | Shibuya Sakura Stage(404 Not Found/404 Park)
住所:〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町1-4 Shibuya Sakura Stage SHIBUYA SIDE 4F
会期:9月27日(金)| 時間:18:00-19:30
今年7月にShibuya Sakura Stage / 404 Not Foundに開校された「ピクセルアートの学校」の4回目の講義を開催。講師は、文化庁メディア芸術祭のエンターテイメント部門にも選ばれたインディーゲーム『アンリアルライフ』の開発者hako生活。※受講には、チケットの購入が必要です。
■チケットの購入
https://pixel-school-4.peatix.com/
〈5〉森洋史、奥田栄希、増田敏也の3人展『悪戯な、バグ展』 | Shibuya Sakura Stage / re-search
住所:〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町1-4 Shibuya Sakura Stage SHIBUYA SIDE 4F
会期:9月14日(土)-9月30日(月)| 時間:8:00-23:00
CCCアートラボと共催する現代美術家 森洋史、奥田栄希、デジタル陶芸家 増田敏也による3人展。顕微鏡で見てもエッジがクリアなピクセル、ブラウン管テレビに滲むピクセル、手作業で作り上げ焼かれるピクセル。3者3様のピクセル表現の中から共通する『悪戯な、バグ』を探る。開催場所は、今年7月にShibuya Sakura Stage にオープンしたばかりの新たなアート発信地「re-search」。
〈6〉ドットレカ展 2 | SHIBUYA SACS
住所:〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町16-12 桜丘フロントビル1階
会期:9月29日(日) ※1日限定 | 時間:11:00-19:00
昨年大盛況の1Day展示&コミュニティイベント。150px×90pxという共通キャンバスで、ピクセルアートが繋がる「ドットレカ」による「ドットトレカ展 2」を今年も開催!今年は総勢80名のアーティストが参加する。
〈7〉BIT VALLEY, BIT FLOWERS by Shiji Murakami | sequence MIYASHITA PARK
住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-20-10 MIYASHITA PARK North
会期:9月21日(土)-10月14日(月) | 時間:8:00-23:00
今年のシブヤピクセルアートのメインビジュアルを飾るニューヨーク在住のピクセルアーティスト、Shinji Murakamiとsequence MIYASHITA PARKとのコラボレーション企画 第2弾!本展では、Shinji Murakamiの「Floralroids」というゲーム作品を、ATARI2600というかつての家庭用ゲーム機と最新のARでプレイでき、店内空間全体でゲームの世界観を存分に堪能できる展示となっている。
〈8〉JooJaebum with Kitayama Exhibition “Harmony”| all day place shibuya 2F
住所:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-17-1
会期:9月15日(日)-9月30日(月) | 時間:11:00-22:00
※15日(日)18:00からオープニングレセプションが開催されます。
昨年に続きall day place shibuyaにて韓国人ピクセルアーティストJooJaebumとグラフィクデザイナー北山雅和とのコラボレーション展。”Harmony”をテーマに「自然と都市、さまざまな文化や人々が調和して平和を成すこと」をメッセージとして掲げ、過去作から新作までを2階ホテルロビーにて一挙公開。9月15日(日)18:00〜は、ホテル1階のMikkeller KIOSK/Barにてオープニングレセプションを開催。アーティストも来日予定。
〈9〉オモろいカドには福来る! | 東急プラザ表参道「オモカド」5F (LOCUL)
住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4-30-3
会期:9月21日(土)-9月29日(日) | 時間:11:00-20:00
※21日(土)13:00-16:00までオープニングイベント&ライブが開催されます。
東急プラザ表参道・オモカドの5階「LOCUL」では、「笑いで“笑顔の花”を咲かせる」をテーマに、多様なアーティストによる笑いを誘うピクセルアート×エンターテイメント作品を一挙公開。総勢13名のピクセルアーティストが参加し、様々な作品やグッズを展示販売する。9月21日(土)13:00〜は、シブヤピクセルアート2024のオープニングライブイベントも開催。
■LOCUL公式HP:https://locul.tokyo/
■LOCUL公式Instagram:
〈10〉音電ミュージックナイト3.0 | nagomix渋谷
住所:〒150-0041 東京都渋谷区神南1-15-8 ひきだしのような家に B1
会期:9月27日(金)| 時間:19:00-23:00
昨年5年ぶりに開催された「音電ミュージックナイト」を今年も開催!コンピュータやゲームの黎明期の音楽に触発されながらも、現代を生きるアーティストのインスピレーションとエモーションによる自由でハイプなパフォーマンスを披露。会場は、公園通り沿いのLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)斜め向かいに位置するエンタテインメントスペース「nagomix渋谷」。
前売りチケット:税込3,500円 / 当日チケット:税込4,000円(ドリンク別)
ArtSticker(会場チケット) https://artsticker.app/events/43991
ZAIKO(配信チケット) https://shibuyapixelart.zaiko.io/item/366702
イベントの見どころは、公式HP・SNSにて随時配信!
■HP https://pixel-art.jp/spa2024
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